2010年WJ44号既読前提。
土→近←妙前提近妙土。
土近、妙土でえろ匂わす程度、近妙えろが少々あります。
原作通りお妙さんがびっちなってますのでご注意を。
要するに浮気きっかけな妄想話です。
あ、あとお妙さんが勲さんの穴を土方さんに穢されたと怒ってるのでその辺りもご注意を。
土→近←妙前提近妙土。
土近、妙土でえろ匂わす程度、近妙えろが少々あります。
原作通りお妙さんがびっちなってますのでご注意を。
要するに浮気きっかけな妄想話です。
あ、あとお妙さんが勲さんの穴を土方さんに穢されたと怒ってるのでその辺りもご注意を。
月9もいいけど昼ドラのような恋もしたい
一週休載したら二年後だっただァ?
ふざけんのも大概にしろよ。
山崎の態度はデカイわ総悟はカイザーがなんだのと御上を血祭りにするだとかほざいてやがる。
肝心の近藤さんといえば志村家に嫁いて道場やってるなんざ、悪夢でも見てるようだぜ。
***
その日、仕事を休みだった土方のもとに妙が訪れた。屯所の自室に妙を招き入れた土方は湯呑の茶を飲む妙をまじまじと見た。視線を感じた妙は湯呑を置くと口を開く。
「回りくどいことは性に合わないので単刀直入に訊きます」
「おお、なんだよ」
「土方さん、あなた勲さんの穴を穢したことありますよね?」
にこりと微笑んだままの妙に訊ねられ、土方は冷やりとした。
た、単刀直入にもほどがあるだろ、前触れなくなんてこと言いやがるこの女。
「な、何言ってんだ、そんなわけ」
「ありますよね」
被せるように言われ、土方は妙から視線を逸らせた。顔は笑っているが、妙は決して笑っていない。
なんつー女だ。微笑んだまま殺気放ってやがる。
いくら言い訳をしようが、おそらく妙は聞き入れない。土方は覚悟を決めるようにひと息つき、答えた。
「おまえの言うとおりだ。だが、そうだったところで訊いてどうする。近藤さんは真選組の魂だった。真選組に欠かせないあの人をただの男にして持って行ったのはおまえだろう。今更、過去のことを掘り返して何の得があるんだ」
土方は妙を見やりながら嘲り笑った。
「どうやらアンタって女を買い被ってたようだぜ。惚れた男が男とナニしてたってだけでこんなみっともねーマネでき、んぐっ!」
妙はいつの間にか土方の正面に膝立ちしており、話している途中の土方の口に右の人差指と中指を押し込んだ。そして蔑むような眼差しで土方を見下ろす。
「仏のパシリトシさん、でしたよね?えらく大きな口をきいてくれるじゃない。あなたの仏顔って勲さんの真似でしょう?いくらあなたのような器の小さい男が足掻いたところで私の勲さんの足元にも及ばないわ」
と、くすりと笑った。指で土方の舌を弄び、涎が溢れる。
「あら、これだけで感じてるの?元鬼の副長も大したことないのね。ああ、昨日勲さんの中を掻きまわした指だから余計に感じているのかしら?」
瞳に涙を浮かべた土方は、にやりと笑う妙を睨む。
「そんな目しても、ちっとも怖くないわよ?」
ふっと笑われ、土方の眉間に皺が寄る。
「苛められ慣れてるのね。私が勲さんの代わりしてあげましょうか?」
妙は一度指を引き抜いた。土方は乱れた息を整える。
「何、言ってやがる」
「本当は勲さんにそうされたかったのでしょう?だけど勲さんは私が大好きだから、勲さんからあなたに触れることはなかった。それは相手が土方さんであれ、誰であれ、でしょう?」
「なっ……!」
見透かされた台詞に土方は悔しさで表情を歪めた。
「のってきたらそうでもなかったさ……」
「まあ、こんな高が知れてる女に嫉妬ですか?かわいい人……」
と、右手は首を、もう一方の手は土方を擦った。
***
与えられる強い刺激が苦しくなり、妙は自分の足の間に顔を埋める近藤に懇願する。
「んっ、や、勲さんっ、そんなにしないで、お願い」
近藤は妙の内腿に覚えのない口づけの跡を指で拭う。赤い跡は消えることなくそこに残っている。眉根を一瞬寄せたがすぐに戻して妙を見上げた。
お妙さん、いつもと変わりなかったのに……。
「……」
俺、昨日は太腿じゃなくて胸元につけたのに……。それに一日経った感じの跡じゃない、ついさっきって感じだ。この跡、誰がつけたの?
胸がちくりと痛み、それを誤魔化すように再び顔をそこへ埋めた。間もなく妙が達すると、すぐに挿入し、欲望のまま腰を打ちつけた。
「あ、だめ、まだっ」
「大丈夫、ですよ、んっ、イきながらイって俺に堕ちて下さい、お妙さんっ」
全身の先から中心へと快感が駆け巡り、妙は意識を放った。
***
やっぱり、勲さんの方がいっぱい愛してくれるから気持ちいいのかも。でも、あの人も悪くなかったのよね。
妙は携帯電話の電話帳機能を立ち上げ、『トシさん』と登録された番号を見つめる。
こういうことって、とってもダメなことよ。だけど……。
――さすが近藤さんに仕込まれてるだけあるな。こんな積極的な女は初めてだ――
瞬間、躊躇ったが、先日の土方を思い出した妙は、発信ボタンを押していた。
ふざけんのも大概にしろよ。
山崎の態度はデカイわ総悟はカイザーがなんだのと御上を血祭りにするだとかほざいてやがる。
肝心の近藤さんといえば志村家に嫁いて道場やってるなんざ、悪夢でも見てるようだぜ。
***
その日、仕事を休みだった土方のもとに妙が訪れた。屯所の自室に妙を招き入れた土方は湯呑の茶を飲む妙をまじまじと見た。視線を感じた妙は湯呑を置くと口を開く。
「回りくどいことは性に合わないので単刀直入に訊きます」
「おお、なんだよ」
「土方さん、あなた勲さんの穴を穢したことありますよね?」
にこりと微笑んだままの妙に訊ねられ、土方は冷やりとした。
た、単刀直入にもほどがあるだろ、前触れなくなんてこと言いやがるこの女。
「な、何言ってんだ、そんなわけ」
「ありますよね」
被せるように言われ、土方は妙から視線を逸らせた。顔は笑っているが、妙は決して笑っていない。
なんつー女だ。微笑んだまま殺気放ってやがる。
いくら言い訳をしようが、おそらく妙は聞き入れない。土方は覚悟を決めるようにひと息つき、答えた。
「おまえの言うとおりだ。だが、そうだったところで訊いてどうする。近藤さんは真選組の魂だった。真選組に欠かせないあの人をただの男にして持って行ったのはおまえだろう。今更、過去のことを掘り返して何の得があるんだ」
土方は妙を見やりながら嘲り笑った。
「どうやらアンタって女を買い被ってたようだぜ。惚れた男が男とナニしてたってだけでこんなみっともねーマネでき、んぐっ!」
妙はいつの間にか土方の正面に膝立ちしており、話している途中の土方の口に右の人差指と中指を押し込んだ。そして蔑むような眼差しで土方を見下ろす。
「仏のパシリトシさん、でしたよね?えらく大きな口をきいてくれるじゃない。あなたの仏顔って勲さんの真似でしょう?いくらあなたのような器の小さい男が足掻いたところで私の勲さんの足元にも及ばないわ」
と、くすりと笑った。指で土方の舌を弄び、涎が溢れる。
「あら、これだけで感じてるの?元鬼の副長も大したことないのね。ああ、昨日勲さんの中を掻きまわした指だから余計に感じているのかしら?」
瞳に涙を浮かべた土方は、にやりと笑う妙を睨む。
「そんな目しても、ちっとも怖くないわよ?」
ふっと笑われ、土方の眉間に皺が寄る。
「苛められ慣れてるのね。私が勲さんの代わりしてあげましょうか?」
妙は一度指を引き抜いた。土方は乱れた息を整える。
「何、言ってやがる」
「本当は勲さんにそうされたかったのでしょう?だけど勲さんは私が大好きだから、勲さんからあなたに触れることはなかった。それは相手が土方さんであれ、誰であれ、でしょう?」
「なっ……!」
見透かされた台詞に土方は悔しさで表情を歪めた。
「のってきたらそうでもなかったさ……」
「まあ、こんな高が知れてる女に嫉妬ですか?かわいい人……」
と、右手は首を、もう一方の手は土方を擦った。
***
与えられる強い刺激が苦しくなり、妙は自分の足の間に顔を埋める近藤に懇願する。
「んっ、や、勲さんっ、そんなにしないで、お願い」
近藤は妙の内腿に覚えのない口づけの跡を指で拭う。赤い跡は消えることなくそこに残っている。眉根を一瞬寄せたがすぐに戻して妙を見上げた。
お妙さん、いつもと変わりなかったのに……。
「……」
俺、昨日は太腿じゃなくて胸元につけたのに……。それに一日経った感じの跡じゃない、ついさっきって感じだ。この跡、誰がつけたの?
胸がちくりと痛み、それを誤魔化すように再び顔をそこへ埋めた。間もなく妙が達すると、すぐに挿入し、欲望のまま腰を打ちつけた。
「あ、だめ、まだっ」
「大丈夫、ですよ、んっ、イきながらイって俺に堕ちて下さい、お妙さんっ」
全身の先から中心へと快感が駆け巡り、妙は意識を放った。
***
やっぱり、勲さんの方がいっぱい愛してくれるから気持ちいいのかも。でも、あの人も悪くなかったのよね。
妙は携帯電話の電話帳機能を立ち上げ、『トシさん』と登録された番号を見つめる。
こういうことって、とってもダメなことよ。だけど……。
――さすが近藤さんに仕込まれてるだけあるな。こんな積極的な女は初めてだ――
瞬間、躊躇ったが、先日の土方を思い出した妙は、発信ボタンを押していた。
月9もいいけど昼ドラのような恋もしたい
Text by mimiko.
2010/10/04