WJ2013年16号第四百三十七訓、17号第四百三十八訓既読前提。
勲子とお妙さんがえっちなことしてます。百合ですレズですガールズラブです。
勲子が原作より下品なこと平然と言ってます。
捏造回想→レストランどっきりモンキーでトイレ談義後→百合妙近妙。の流れ。
近妙は男女でないとダメだ!うっすいオブラートにちょっと包んだくらいの卑猥語言う勲なんてイヤ!という方は回れ右でお願いします。
勲子とお妙さんがえっちなことしてます。百合ですレズですガールズラブです。
勲子が原作より下品なこと平然と言ってます。
捏造回想→レストランどっきりモンキーでトイレ談義後→百合妙近妙。の流れ。
近妙は男女でないとダメだ!うっすいオブラートにちょっと包んだくらいの卑猥語言う勲なんてイヤ!という方は回れ右でお願いします。
きまぐれかぶき町☆一番街ロード
その日、俺はかぶき町にいた。かぶき町に何かが降ってくると緊急通報があり、真選組は出動したのだ。
そして、それは起こった。目が眩むほどの閃光。辺りは霧に包まれ、それが晴れると隊士たちは互いを指差した。
なんと隊士が皆、女になっていたのだ。もちろん、この俺も。変わり果てた隊士を品定めし合っていると、とっつぁんから特別戒厳令がしかれるかぶき町に真選組を潜入させろとお達しがあった。が、隊士どもは女に成り果てている。
あーだこーだと言っていると、無線機の向こうで『やかましいぞ、てめーら。タマがなくなったくらいでガタガタ騒ぐんじゃねェ。真(チン)でもマンでもかまやしねェ。新特殊部隊として3秒以内に出動しねェとドタマ、ブチ抜く。1…』という声とともに銃弾を浴びせられた。
慌ててかぶき町に滑り込んだ真選組改めまん選組は街中に身を潜め、国際指名手配過激宗教団体デコボッコ教の情報収集に努めた。
するとお妙さんがいたじゃない。声をかけようとして俺は我に返ったの。だって、まん選組でも俺が一番美人だって、俺が一番色っぽいって、隊士たちのお墨付きだもの。この姿のままお妙さんの前に出るのは申し訳ない。だって、胸のゆっさゆっさ感がハンパないもの。お妙さん、普段気にしてないように振る舞ってるけど、やっぱり気にしてるみたいだし、そんな彼女の前にこんなたっぷり乳で、彼女より色っぽい俺がのこのことこの姿を晒せたものじゃないわ。だってお妙さんを傷つけたくないもの。
道端で立ち往生していると俺の肛門括約筋がうずきだしたものだから慌ててトイレを探したわ。男子トイレか女子トイレどっちに入ればいいのかとも考えた。でも、とにかく何故かいつもの姿そのままのお妙さんを見失うわけはいかなかった。だから路地裏に潜りこんでアウトオブでフリーダムな野グソをしちゃったの。
すっきりしたところで私は、はっとしたわ。突如、女になったはずなのに、普通に用を達したのねって。私って順応性あるのねって自分に感心しながら、お尻を拭こうとした隊服のスカーフを握ってまたはっとしたの。
ちょっと待って。この前の方についてるのってアレよね。アレよアレ、所謂アレよ。男は玉とかマツタケとかついてるけど、その代わりに女にはアワビがついてるのよね。お妙さんにもついてるものが、今の私にもついてるのよねって。
ついつい見ちゃって鼻血流しながら、ついつい指が伸びちゃったの。処女でも感じるあのお豆に。お妙さんもこんなことしてるのねって思ったら指が止まらなくなっちゃった。全身がぞくぞくと粟立って、お腹の下が熱くなって、アソコから蕩けそうな快感が体中に広がって堪らなかった。腰を抜かせ、女ってスゴイって思いながら果てて我に返ったのよ。そういえばお妙さんはどこへ行ったの?!って。
慌てて通りに戻って辺りを見渡すとレストランどっきりモンキーの席に着こうとしてるじゃない。変わり果てた奴らの横を通り過ぎ、誰も私に気づかないことに気分を良くしながら注文したコーヒーを飲んでいると銀子がやいのやいのと言っているので声をかけた。
眼鏡の柄をピンク色に変化させた新八くんは私を見て鼻の下を伸ばし、銀子は私の美貌に見惚れている。鼻歌でも歌わんばかりに上機嫌でどっきりモンキーに入る前にしたアウトオブウンコ現場へ案内した。
野グソ野グソと銀子にツッコまれ、あとがなくなった私は人を追っていて切羽詰まっていたことを打ち明ける。
するとドッカーンだよ。愛を追っていたことがバレるや否やお妙さんが般若の形相で俺に突進してきた。
「なんでゴリラがこんな宝塚美人になり腐っとんのじゃ!!」
思いっきり左胸を鷲掴まれ、痛みで涙が溢れてくる。
「いだだだだもげる!!乳もげる!!」
「なんでゴリラがこんなデッカイ乳ぶら下げとんのじゃ!!」
マジでもげるほどの力に苦しくなった。これがお妙さんの痛みなのかと。俺がこんな美女になってしまったばかりに、お妙さんがこれほどまでにも怒り苦しんでいるのかと。
「ごめんよ、お妙さん。俺、こんな姿を君に見せたくなかったんだけど、困っているお妙さんたちを見たらほっとけなくて。だって…だって、俺…ぶっちゃけ、お妙さんより色っぽくなっ、いぁっ」
込められていた手の力が抜けて指で優しく胸の頂を撫でられた。発してしまった女のいい声にどきりとする。自分の声のはずなのにまるで違う。鼻にかかった高い声で、あんあんと鳴く。そう、まるでAV観てる時に聞こえる喘ぎ声。
「や、ちょっ、お妙さんっ、乳首摘まんじゃダメっ、あんっ、こ、転がしちゃダメぇっ」
疼く胸の先をシャツの布地と一緒にお妙さんの指に捏ねられ、腰がびくびくとする。
「ダメなのは近藤さんのほうよ。こんなに大きなオッパイなのにブラジャーつけてないなんて。あなた、もう三十路なんだから、ちゃんとブラジャーつけないと。でないと、すぐに垂れてくるわよ」
と、右胸にもお妙さんの左手に掴まれる。同じように摘ままれ、捏ねられ、弾かれ、息が上がる。
「お、お妙さん、これ以上はダメよ、んっ」
「いやァね、近藤さん。体ばかりか、心までも女に成り下がっちゃったの?まるで本物の女の人みたいによがってるじゃない。乳首もこんなに硬くして」
俺の乳首を弄りまわすお妙さんは息をのんだ。
ん?お妙さんひょっとして期待してる?ていうか自分がされたいことを俺にしてる?
俺は体を起こしてお妙さんの肩を掴んだ。着物の襟の中に親指を差し込み、一気に着物をずり下ろす。肌蹴た白い肌に淡いピンクの下着がつけられている。
かわいい。
華奢な肩も、小ぶりな胸も、恥ずかしがるその表情も、堪らなくそそられる。そして同時に思った。
たとえ体が女になろうとも、俺はこの女が好きなのだと。
「見くびってもらっちゃ困るよ、お妙さん。たとえ俺が女になろうが、お妙さんが女になろうが、男になろうが、かまやしねェ。俺はどんな君でも愛せる」
口づけ、下着の布をずらして直に胸を撫でる。温かく柔らかいその感触に体の中心が熱くなる。
「ん、お妙さん……、好きだ……、はぁ」
口づけの合間に愛を告げ、ほぐしたお妙さんの舌を唇で優しく吸う。
「ふぅ……んっ……あ……」
かわいらしい声とともに合わさった唾液が溢れ、唇を離すと糸が引いた。潤ませた瞳で見つめられると、鼓動が早まる。
これは行ける。
そう思ったら、もうやめられなかった。俺の膝に跨るお妙さんの着物に手を差し込む。下着の上からすでに出来上がっていた湿った線をなぞった。そこへ下着の布を押し込むように指を立てると、声が上がる。
「や、いや、近藤さんっ、そんなとこっ」
「じゃあ、こっちならいい?」
上の方の微かな膨らみを指の腹で撫でまわす。
「あん、や、だめっ、んんっ、あっ」
「ホントに?処女なら誰でもここがいいの知ってるのよ?白状なさい、お妙さん」
敢えて女言葉で囁き、気持ちよさそうな声が出たところで指を離す。
「あ……」
残念そうなお妙さんは腰を揺らした。なんと俺の指をさっきまで触れていたそこに当てようと動いている。
「んふ、正直ね、お妙さん。かわいい」
耳朶を甘く噛むと、欲しそうな声が上がる。
「ご褒美にお妙さんが好きなここ、直に揉んであげる」
「えっ、やっ、直って」
お妙さんの両手が阻もうとするのをものともせず、俺は下着の中に指を潜らせた。柔らかく濡れた襞の蜜を指に塗りつけてからそこへ指先をやる。
「やぁん、こんどぉさん、だめぇ」
甘ったるい声とともに肩を掴まれる。
ああ、今蕩けそうになってんだな、はは、お妙さん、すげーかわいい……。
「お妙さん、キスして。俺にキスしてくれたら舌吸ってあげるから」
言われて引き寄せられるように口づける。水音を鳴らしながら舌を絡めてお妙さんの舌を唇で包む。
「んんっ、ふっ」
やば、お妙さんが、お妙さんの舌が、俺の中に入ってる。ああなんだコレ。アソコがきゅうって締まる。そうか、男が欲しいってこういうのを言うのか。でも、この体の俺って処女だから痛いんだろうな。でも、お妙さん女だし……。あ、そっかそういう時の大人のおもちゃか。かぶき町で売ってるとこってあるのかな。とりあえずは、お妙さんの指欲しいよな、うん。
俺がそう思ったのがわかったのか、お妙さんは俺の股間に手を伸ばした。俺が触れてるところと同じところを強く撫でる。
くっ、あっ、そんな強くしたらっ……!
硬くなった豆をズボンの上から擦られ、俺はお妙さんより一足先にいってしまった。腰をびくつかせ、蕩けるそこに快感の余韻を堪能しながらお妙さんの豆をヌルヌルの指で撫でまわし、彼女の舌を吸う。声にならない嬌声を上げ、お妙さんも達した。
***
快感で靄がかかった頭が再び働き出す。
「異教徒発見。異教徒発見」
「オイぃぃぃぃ!やっぱ監視されてたぞォォ!!何だ!!何が問題だったんだ!野グソか!?お妙か!?心当たりがあり過ぎてわかんねーよ!とにかく早く逃げないと!」
「異教徒をとらえよ。異教徒をとらえよ」
「ヤバイ囲まれてる!!オイぃぃぃ警察なんとかしろよ!!」
ぴーちくぱーちく騒ぐ銀子に俺は言った。
「し…心配いらない。く…政府(くに)はこの街を見捨ててなどはいない。俺はお妙さんを追うためだけにここに来たんじゃない。この街を救う任務を負った新特殊部隊を手引きするため、この街に潜入したんだ」
そうそう、思い出した。俺はお妙さんとの百合プレイを妄想しに来たんじゃない。
「行くわよ~~、てめ~~ら。まん選組出動でーい」
そうそう、総悟改め総子が言うように、まん選組を出動させるんだよ。じゃないと、とっつぁんに殺されちまうとこだったんだ。
それにしても俺は女になってもお妙さんに虐げられるわけで、つまり俺は女になってもお妙さんのことが好きであり、はっきり言って愛の追跡者であり被虐嗜好者なわけで。近藤勲、三十路。青春、してます。
「まったく失礼な女だな。オイ、近藤さん。いつまでノビびてるふりしてやがる。とっとと起きろ」
お妙さんに同情されてイライラしているらしいトシ改めトシ子は迫りくる過激宗教団体デコボッコ教を睨みつけた。
「あ、うん。ていうかトシ子、あなたやっぱりマヨネーズの過剰摂取はやめときなさいよ」
「メタボが怖くてマヨラーなんかやってられるか」
そして、それは起こった。目が眩むほどの閃光。辺りは霧に包まれ、それが晴れると隊士たちは互いを指差した。
なんと隊士が皆、女になっていたのだ。もちろん、この俺も。変わり果てた隊士を品定めし合っていると、とっつぁんから特別戒厳令がしかれるかぶき町に真選組を潜入させろとお達しがあった。が、隊士どもは女に成り果てている。
あーだこーだと言っていると、無線機の向こうで『やかましいぞ、てめーら。タマがなくなったくらいでガタガタ騒ぐんじゃねェ。真(チン)でもマンでもかまやしねェ。新特殊部隊として3秒以内に出動しねェとドタマ、ブチ抜く。1…』という声とともに銃弾を浴びせられた。
慌ててかぶき町に滑り込んだ真選組改めまん選組は街中に身を潜め、国際指名手配過激宗教団体デコボッコ教の情報収集に努めた。
するとお妙さんがいたじゃない。声をかけようとして俺は我に返ったの。だって、まん選組でも俺が一番美人だって、俺が一番色っぽいって、隊士たちのお墨付きだもの。この姿のままお妙さんの前に出るのは申し訳ない。だって、胸のゆっさゆっさ感がハンパないもの。お妙さん、普段気にしてないように振る舞ってるけど、やっぱり気にしてるみたいだし、そんな彼女の前にこんなたっぷり乳で、彼女より色っぽい俺がのこのことこの姿を晒せたものじゃないわ。だってお妙さんを傷つけたくないもの。
道端で立ち往生していると俺の肛門括約筋がうずきだしたものだから慌ててトイレを探したわ。男子トイレか女子トイレどっちに入ればいいのかとも考えた。でも、とにかく何故かいつもの姿そのままのお妙さんを見失うわけはいかなかった。だから路地裏に潜りこんでアウトオブでフリーダムな野グソをしちゃったの。
すっきりしたところで私は、はっとしたわ。突如、女になったはずなのに、普通に用を達したのねって。私って順応性あるのねって自分に感心しながら、お尻を拭こうとした隊服のスカーフを握ってまたはっとしたの。
ちょっと待って。この前の方についてるのってアレよね。アレよアレ、所謂アレよ。男は玉とかマツタケとかついてるけど、その代わりに女にはアワビがついてるのよね。お妙さんにもついてるものが、今の私にもついてるのよねって。
ついつい見ちゃって鼻血流しながら、ついつい指が伸びちゃったの。処女でも感じるあのお豆に。お妙さんもこんなことしてるのねって思ったら指が止まらなくなっちゃった。全身がぞくぞくと粟立って、お腹の下が熱くなって、アソコから蕩けそうな快感が体中に広がって堪らなかった。腰を抜かせ、女ってスゴイって思いながら果てて我に返ったのよ。そういえばお妙さんはどこへ行ったの?!って。
慌てて通りに戻って辺りを見渡すとレストランどっきりモンキーの席に着こうとしてるじゃない。変わり果てた奴らの横を通り過ぎ、誰も私に気づかないことに気分を良くしながら注文したコーヒーを飲んでいると銀子がやいのやいのと言っているので声をかけた。
眼鏡の柄をピンク色に変化させた新八くんは私を見て鼻の下を伸ばし、銀子は私の美貌に見惚れている。鼻歌でも歌わんばかりに上機嫌でどっきりモンキーに入る前にしたアウトオブウンコ現場へ案内した。
野グソ野グソと銀子にツッコまれ、あとがなくなった私は人を追っていて切羽詰まっていたことを打ち明ける。
するとドッカーンだよ。愛を追っていたことがバレるや否やお妙さんが般若の形相で俺に突進してきた。
「なんでゴリラがこんな宝塚美人になり腐っとんのじゃ!!」
思いっきり左胸を鷲掴まれ、痛みで涙が溢れてくる。
「いだだだだもげる!!乳もげる!!」
「なんでゴリラがこんなデッカイ乳ぶら下げとんのじゃ!!」
マジでもげるほどの力に苦しくなった。これがお妙さんの痛みなのかと。俺がこんな美女になってしまったばかりに、お妙さんがこれほどまでにも怒り苦しんでいるのかと。
「ごめんよ、お妙さん。俺、こんな姿を君に見せたくなかったんだけど、困っているお妙さんたちを見たらほっとけなくて。だって…だって、俺…ぶっちゃけ、お妙さんより色っぽくなっ、いぁっ」
込められていた手の力が抜けて指で優しく胸の頂を撫でられた。発してしまった女のいい声にどきりとする。自分の声のはずなのにまるで違う。鼻にかかった高い声で、あんあんと鳴く。そう、まるでAV観てる時に聞こえる喘ぎ声。
「や、ちょっ、お妙さんっ、乳首摘まんじゃダメっ、あんっ、こ、転がしちゃダメぇっ」
疼く胸の先をシャツの布地と一緒にお妙さんの指に捏ねられ、腰がびくびくとする。
「ダメなのは近藤さんのほうよ。こんなに大きなオッパイなのにブラジャーつけてないなんて。あなた、もう三十路なんだから、ちゃんとブラジャーつけないと。でないと、すぐに垂れてくるわよ」
と、右胸にもお妙さんの左手に掴まれる。同じように摘ままれ、捏ねられ、弾かれ、息が上がる。
「お、お妙さん、これ以上はダメよ、んっ」
「いやァね、近藤さん。体ばかりか、心までも女に成り下がっちゃったの?まるで本物の女の人みたいによがってるじゃない。乳首もこんなに硬くして」
俺の乳首を弄りまわすお妙さんは息をのんだ。
ん?お妙さんひょっとして期待してる?ていうか自分がされたいことを俺にしてる?
俺は体を起こしてお妙さんの肩を掴んだ。着物の襟の中に親指を差し込み、一気に着物をずり下ろす。肌蹴た白い肌に淡いピンクの下着がつけられている。
かわいい。
華奢な肩も、小ぶりな胸も、恥ずかしがるその表情も、堪らなくそそられる。そして同時に思った。
たとえ体が女になろうとも、俺はこの女が好きなのだと。
「見くびってもらっちゃ困るよ、お妙さん。たとえ俺が女になろうが、お妙さんが女になろうが、男になろうが、かまやしねェ。俺はどんな君でも愛せる」
口づけ、下着の布をずらして直に胸を撫でる。温かく柔らかいその感触に体の中心が熱くなる。
「ん、お妙さん……、好きだ……、はぁ」
口づけの合間に愛を告げ、ほぐしたお妙さんの舌を唇で優しく吸う。
「ふぅ……んっ……あ……」
かわいらしい声とともに合わさった唾液が溢れ、唇を離すと糸が引いた。潤ませた瞳で見つめられると、鼓動が早まる。
これは行ける。
そう思ったら、もうやめられなかった。俺の膝に跨るお妙さんの着物に手を差し込む。下着の上からすでに出来上がっていた湿った線をなぞった。そこへ下着の布を押し込むように指を立てると、声が上がる。
「や、いや、近藤さんっ、そんなとこっ」
「じゃあ、こっちならいい?」
上の方の微かな膨らみを指の腹で撫でまわす。
「あん、や、だめっ、んんっ、あっ」
「ホントに?処女なら誰でもここがいいの知ってるのよ?白状なさい、お妙さん」
敢えて女言葉で囁き、気持ちよさそうな声が出たところで指を離す。
「あ……」
残念そうなお妙さんは腰を揺らした。なんと俺の指をさっきまで触れていたそこに当てようと動いている。
「んふ、正直ね、お妙さん。かわいい」
耳朶を甘く噛むと、欲しそうな声が上がる。
「ご褒美にお妙さんが好きなここ、直に揉んであげる」
「えっ、やっ、直って」
お妙さんの両手が阻もうとするのをものともせず、俺は下着の中に指を潜らせた。柔らかく濡れた襞の蜜を指に塗りつけてからそこへ指先をやる。
「やぁん、こんどぉさん、だめぇ」
甘ったるい声とともに肩を掴まれる。
ああ、今蕩けそうになってんだな、はは、お妙さん、すげーかわいい……。
「お妙さん、キスして。俺にキスしてくれたら舌吸ってあげるから」
言われて引き寄せられるように口づける。水音を鳴らしながら舌を絡めてお妙さんの舌を唇で包む。
「んんっ、ふっ」
やば、お妙さんが、お妙さんの舌が、俺の中に入ってる。ああなんだコレ。アソコがきゅうって締まる。そうか、男が欲しいってこういうのを言うのか。でも、この体の俺って処女だから痛いんだろうな。でも、お妙さん女だし……。あ、そっかそういう時の大人のおもちゃか。かぶき町で売ってるとこってあるのかな。とりあえずは、お妙さんの指欲しいよな、うん。
俺がそう思ったのがわかったのか、お妙さんは俺の股間に手を伸ばした。俺が触れてるところと同じところを強く撫でる。
くっ、あっ、そんな強くしたらっ……!
硬くなった豆をズボンの上から擦られ、俺はお妙さんより一足先にいってしまった。腰をびくつかせ、蕩けるそこに快感の余韻を堪能しながらお妙さんの豆をヌルヌルの指で撫でまわし、彼女の舌を吸う。声にならない嬌声を上げ、お妙さんも達した。
***
快感で靄がかかった頭が再び働き出す。
「異教徒発見。異教徒発見」
「オイぃぃぃぃ!やっぱ監視されてたぞォォ!!何だ!!何が問題だったんだ!野グソか!?お妙か!?心当たりがあり過ぎてわかんねーよ!とにかく早く逃げないと!」
「異教徒をとらえよ。異教徒をとらえよ」
「ヤバイ囲まれてる!!オイぃぃぃ警察なんとかしろよ!!」
ぴーちくぱーちく騒ぐ銀子に俺は言った。
「し…心配いらない。く…政府(くに)はこの街を見捨ててなどはいない。俺はお妙さんを追うためだけにここに来たんじゃない。この街を救う任務を負った新特殊部隊を手引きするため、この街に潜入したんだ」
そうそう、思い出した。俺はお妙さんとの百合プレイを妄想しに来たんじゃない。
「行くわよ~~、てめ~~ら。まん選組出動でーい」
そうそう、総悟改め総子が言うように、まん選組を出動させるんだよ。じゃないと、とっつぁんに殺されちまうとこだったんだ。
それにしても俺は女になってもお妙さんに虐げられるわけで、つまり俺は女になってもお妙さんのことが好きであり、はっきり言って愛の追跡者であり被虐嗜好者なわけで。近藤勲、三十路。青春、してます。
「まったく失礼な女だな。オイ、近藤さん。いつまでノビびてるふりしてやがる。とっとと起きろ」
お妙さんに同情されてイライラしているらしいトシ改めトシ子は迫りくる過激宗教団体デコボッコ教を睨みつけた。
「あ、うん。ていうかトシ子、あなたやっぱりマヨネーズの過剰摂取はやめときなさいよ」
「メタボが怖くてマヨラーなんかやってられるか」
きまぐれかぶき町☆一番街ロード
Text by mimiko.
2013/03/27