銀さちな下ネタです。
何ってナニ
「なァ、さっちゃん、感じねーんじゃなかったのか?」
銀時は口の片端を上げて笑った。
「か、感じてなんか、ない、ん、じゃない、あっ」
あやめは肩に触れる手を意識した。銀時の手は的確にあやめのいいところを探る。思わず出た艶っぽい声にあやめは口を押さえた。
「オイオイ、そんな声出しときながら感じてねェってよく言えたもんだな」
「や、銀さん、そこ、そんなにしないで。すごくくるの……」
「あっそう、ここな」
「だ、めぇ、はぁん、気持ちいい……」
襖の向こうから男女のいやらしい声がする。コンビニで銀時の苺牛乳、神楽の酢こんぶを買ってきた新八は襖の前でコンビニの袋を落とし、拳を握った。
人がわざわざ買い物行ってきてやったっていうのに、このスケベ侍は何やってやがんだァ?!神楽ちゃんもいないし、まさかさっちゃんさん連れ込むからって追い出したんじゃあないだろなァァ!銀さん、僕はアンタを見損ないました!!仕事もしないで昼間っから女といちゃつくどころかナニしやがってェェェェ!!
新八は襖の向こうを睨みつけるように顔を上げると手を襖に掛けた。
「ちょっとアンタら昼間っからナニやってんですかァァァァ!!」
と、聞き覚えのある叫び声と共に襖が大きく開く音がする。銀時とあやめは開いた襖の前に佇む新八をきょとんとした顔で見た。
「……え?」
気の抜けた新八の声に銀時はにたりと笑う。銀時は胡坐を掻き、正座をするあやめに肩揉みをしていた。
「あ、おめー昼間っからひょっとしてナニやってると思ったのかァ?」
いやらしい目つきの銀時に新八は頭に血を上らせる。
「んなわけないでしょォォ!ナニって何ですかァァ!」
「何ってナニだろォ?てかナニやってんのってぱっつぁんが言ったんじゃねーの」
あやめの肩に置いていた手を離し、肩を回す。あやめは小首を傾げながら首を摩った。
「ちょっと銀さん、まだ凝りが残ってるわ。ちゃんと柔らかく揉みしだいてよね」
不満を言うあやめに新八はすっかりテンションを落として突っ込む。
「なんかその言い方誤解してくれって感じですよね……」
「えー、十分だろォ?結構気持ちよがってたじゃねーの」
と、銀時は敷かれている布団へ横になろうとする。
「いやよ、まだまだ足りないわ」
「いーじゃんいーじゃん」
と、銀時は布団へうつ伏せになり、枕を腕に抱く。
「自分ばっか気持ちよくなってねーで俺のも頼むわァ」
「もう、しょうがないわねェ。銀さん、おねだり上手なんだからァ」
あやめは銀時の傍に座り直し、背中を揉み解していく。
「あー、いーわそこそこ。あ、やべ、すっげェイイ」
「なんかもう、勝手にやってて下さい。てか何仲良くマッサージし合ってんですか」
「俺が肩凝ったなァって独り言言ったらコイツが天井裏から出てきてさァ、私の肩も凝ってるから揉んでくれたらプロ仕込の技で解してあげるって言うから、あァイイ、そこっ」
「私、最近くの一マッサージ店でバイトしてるの」
と、うつ伏せの銀時に跨り、体重を掛けながら指圧する。
「銀さん、すごく硬いわ。よくこんな状態でずっと我慢できてたわね、辛かったでしょう?」
「まァな、うあ、ちょっ、そこダメだって、くるくる」
「ここ?ここがいいの?銀さん」
銀時は息を詰まらせ、あやめはにやりと笑った。
新八はもう何も言うまいと先程床へ落としたコンビニの袋を拾う。
て、銀さんとさっちゃんさんのこのやり取りまだ続けんのか?!もうオチも出たことだしそろそろ終わらせた方が良くね?!もういくら引き伸ばしてもきっと他のオチ的なの出てこなくね?!神楽ちゃんも完全に出てくる タイミング逃しちゃってるよねコレ。
「あ、酢こんぶの方が先に帰ってきたネ」
と、神楽は定春と共に窓から部屋へ入ってくると、神楽は新八が持っていた袋から酢こんぶの箱を取り出した。
「いや、酢こんぶじゃないからね、神楽ちゃん。どっちかって言ったらメガネだからね。ていうか前触れなく帰って来たよね、え、なに省略?」
「銀ちゃん、ただいま~」
「おー、お帰りっ、あっ、そこ、やめろってイっちまうだろっ」
「いいのよ、銀さん。どこへでも好きな所へイってしまいなさい」
新八は無言で襖を勢いよく閉めた。
あの人たちにはもう何言ってもムダだ……。
「神楽ちゃん、定春の散歩行ってたの?いつもより時間早くない?」
「朝の散歩行った時に拾い食いした納豆プリンの納豆がなんか腐ってたみたいで調子悪かったみたいアル」
「いや、納豆って腐ってるよね。発酵させるために納豆菌……」
ん?納豆プリン?
新八は天井を見上げる。
「ちょっとォォ!アンタ、やるならやるでちゃんとオチつけろよォォ!さっちゃんさんオチでなんとかオチたと思ってんだろけど全然オチてないよコレ!不完全だからね!中途半端だからね!」
新八がぶちまけると、すっと襖が開いた。
「新八くん、許してあげなさい。定春くんの散歩コースに腐った納豆プリンを仕込んでおいたのは確かに私よ。でもそれは私と銀さんにアレやコレやといやらしいことを言わせたかった一ファンの願望がそうさせたのよ」
あーあ、マジでぶっちゃけちゃったよこの人。どーすんのコレ、もう修復不可能なんですけど。なんかホントすみません。こんなグダグダなの最後まで読んで下さってありがとうございました。
て、なんで僕が謝ってんのォォォォ!!
銀時は口の片端を上げて笑った。
「か、感じてなんか、ない、ん、じゃない、あっ」
あやめは肩に触れる手を意識した。銀時の手は的確にあやめのいいところを探る。思わず出た艶っぽい声にあやめは口を押さえた。
「オイオイ、そんな声出しときながら感じてねェってよく言えたもんだな」
「や、銀さん、そこ、そんなにしないで。すごくくるの……」
「あっそう、ここな」
「だ、めぇ、はぁん、気持ちいい……」
襖の向こうから男女のいやらしい声がする。コンビニで銀時の苺牛乳、神楽の酢こんぶを買ってきた新八は襖の前でコンビニの袋を落とし、拳を握った。
人がわざわざ買い物行ってきてやったっていうのに、このスケベ侍は何やってやがんだァ?!神楽ちゃんもいないし、まさかさっちゃんさん連れ込むからって追い出したんじゃあないだろなァァ!銀さん、僕はアンタを見損ないました!!仕事もしないで昼間っから女といちゃつくどころかナニしやがってェェェェ!!
新八は襖の向こうを睨みつけるように顔を上げると手を襖に掛けた。
「ちょっとアンタら昼間っからナニやってんですかァァァァ!!」
と、聞き覚えのある叫び声と共に襖が大きく開く音がする。銀時とあやめは開いた襖の前に佇む新八をきょとんとした顔で見た。
「……え?」
気の抜けた新八の声に銀時はにたりと笑う。銀時は胡坐を掻き、正座をするあやめに肩揉みをしていた。
「あ、おめー昼間っからひょっとしてナニやってると思ったのかァ?」
いやらしい目つきの銀時に新八は頭に血を上らせる。
「んなわけないでしょォォ!ナニって何ですかァァ!」
「何ってナニだろォ?てかナニやってんのってぱっつぁんが言ったんじゃねーの」
あやめの肩に置いていた手を離し、肩を回す。あやめは小首を傾げながら首を摩った。
「ちょっと銀さん、まだ凝りが残ってるわ。ちゃんと柔らかく揉みしだいてよね」
不満を言うあやめに新八はすっかりテンションを落として突っ込む。
「なんかその言い方誤解してくれって感じですよね……」
「えー、十分だろォ?結構気持ちよがってたじゃねーの」
と、銀時は敷かれている布団へ横になろうとする。
「いやよ、まだまだ足りないわ」
「いーじゃんいーじゃん」
と、銀時は布団へうつ伏せになり、枕を腕に抱く。
「自分ばっか気持ちよくなってねーで俺のも頼むわァ」
「もう、しょうがないわねェ。銀さん、おねだり上手なんだからァ」
あやめは銀時の傍に座り直し、背中を揉み解していく。
「あー、いーわそこそこ。あ、やべ、すっげェイイ」
「なんかもう、勝手にやってて下さい。てか何仲良くマッサージし合ってんですか」
「俺が肩凝ったなァって独り言言ったらコイツが天井裏から出てきてさァ、私の肩も凝ってるから揉んでくれたらプロ仕込の技で解してあげるって言うから、あァイイ、そこっ」
「私、最近くの一マッサージ店でバイトしてるの」
と、うつ伏せの銀時に跨り、体重を掛けながら指圧する。
「銀さん、すごく硬いわ。よくこんな状態でずっと我慢できてたわね、辛かったでしょう?」
「まァな、うあ、ちょっ、そこダメだって、くるくる」
「ここ?ここがいいの?銀さん」
銀時は息を詰まらせ、あやめはにやりと笑った。
新八はもう何も言うまいと先程床へ落としたコンビニの袋を拾う。
て、銀さんとさっちゃんさんのこのやり取りまだ続けんのか?!もうオチも出たことだしそろそろ終わらせた方が良くね?!もういくら引き伸ばしてもきっと他のオチ的なの出てこなくね?!神楽ちゃんも完全に出てくる タイミング逃しちゃってるよねコレ。
「あ、酢こんぶの方が先に帰ってきたネ」
と、神楽は定春と共に窓から部屋へ入ってくると、神楽は新八が持っていた袋から酢こんぶの箱を取り出した。
「いや、酢こんぶじゃないからね、神楽ちゃん。どっちかって言ったらメガネだからね。ていうか前触れなく帰って来たよね、え、なに省略?」
「銀ちゃん、ただいま~」
「おー、お帰りっ、あっ、そこ、やめろってイっちまうだろっ」
「いいのよ、銀さん。どこへでも好きな所へイってしまいなさい」
新八は無言で襖を勢いよく閉めた。
あの人たちにはもう何言ってもムダだ……。
「神楽ちゃん、定春の散歩行ってたの?いつもより時間早くない?」
「朝の散歩行った時に拾い食いした納豆プリンの納豆がなんか腐ってたみたいで調子悪かったみたいアル」
「いや、納豆って腐ってるよね。発酵させるために納豆菌……」
ん?納豆プリン?
新八は天井を見上げる。
「ちょっとォォ!アンタ、やるならやるでちゃんとオチつけろよォォ!さっちゃんさんオチでなんとかオチたと思ってんだろけど全然オチてないよコレ!不完全だからね!中途半端だからね!」
新八がぶちまけると、すっと襖が開いた。
「新八くん、許してあげなさい。定春くんの散歩コースに腐った納豆プリンを仕込んでおいたのは確かに私よ。でもそれは私と銀さんにアレやコレやといやらしいことを言わせたかった一ファンの願望がそうさせたのよ」
あーあ、マジでぶっちゃけちゃったよこの人。どーすんのコレ、もう修復不可能なんですけど。なんかホントすみません。こんなグダグダなの最後まで読んで下さってありがとうございました。
て、なんで僕が謝ってんのォォォォ!!
何ってナニ
Text by mimiko.
2009/11/10