銀さちえろです。甘めです。
いきなり四十八手の窓の月っぽいのではじまってます。
いきなり四十八手の窓の月っぽいのではじまってます。
悪い女
「俺はこう見えて、おまえのこと結構好きだよ」
と、銀時は言う。布団に一緒に横になって抱き寄せられたまま腰を突かれ、最奥に栓をされたあやめは艶めかしい声を上げた。
「あん時ゃしなかったあんなことこんなことも、今じゃこの通りだ。俺ァウソはつかねェ性分だ。ノリだったとは言え、こんな俺でよかったらもらってくれと言った気持ちに偽りはねェよ」
と、続け、あやめの耳に吐息をかける。
「はぁ……んっ、さっちゃん、気持ちいい?」
上ずった声にあやめの肩が竦んだ。洩れそうになる声をこらえ、肩を震わせながら頷く。銀時は、あやめにねだる。
「なら、いい声聞かせろよ。後ろから俺に小突かれるのがいいって、ちゃんと言ってみな。これ、関白宣言だからな。わかってんのか、なァさっちゃん、ぁあっ」
「んっ、結婚もしてないのに、関白宣言だなんて、馬鹿げてるっ」
「馬鹿げてんのはてめーのほうだろがッ」
細い腰に片腕を巻きつけて最奥をこじ開ける。奥へ入ろうとすると熱い粘膜がうねって収縮を繰り返した。誘われるように硬さを増し、波打とうとする分身に待ったをかける。
「っく、毎度毎度、こそこそ後つけられてる俺の身になれよ。おまえ、ほんっと面倒くせェぞ。隠れてる割にはかまってほしそうにわかりやすい気配晒しやがって。本気の仕事モードで気配殺しやがれ」
息を乱しながら立腹する背後の銀時の声に、あやめの背がぞくりとする。
「そんなのしたら、勢いあまって銀さんなんてあっという間に逝ってしまうわよ?私のいやらしいここで逝くんじゃなくて、本当に逝くのよ?それでもいいの?」
確認されて銀時の眉が寄った。
「んー、それは困るな、うん」
「でしょう?」
「じゃあさァ、なんで俺とすんの?」
確信を突く質問に、あやめのうるんだ瞳に刹那、鋭い光がさした。
「御庭番は休業中だもの。今は始末屋よ。ただの友人としてあなたに惹かれてるだけ」
「ふ~ん、友人ねェ。なァ、さっちゃん、友達ってセックスすんの?あ。ヤリ友ってこと?」
これまた確信を突く質問に、あやめの眉間が険しくなったが、思ったまま返事する。
「まぁ、そうな……」
と、まで言って我に返った。
「ちょっと、銀さん。私が悪いみたいに言わないでよ。あなただって共犯なのよ。なぁなぁであんなことこんなことをやってきたのはあなたでしょう?私の初めてを奪っておきながら、まるで私だけが悪人みたいじゃない」
「いっつもそっちからけしかけてんだから、そりァそーだろ。うー、まあ、今すぐ結婚するわけでもねーのにやりまくりってのも、その……俺が悪かったです。すみませんッ」
と、引いた腰をあやめの尻へと打ちつけた。豊満な柔らかい尻が銀時の下腹部で潰れる。
「あっ、だめっ、やぁあぁんっ……!!」
突き当たった銀時によがらされ、意思に反して全身が小刻みに揺れる。いい声交じりの吐息に銀時の口端が上がった。
「でも、そんなのお互い様だろう?始末屋なんざやってる女なんて悪い女に決まってる。さっさと裏稼業から足洗って堅気の男の尻追っかけてりゃいいものを、面白がって俺みたいな男の尻なんざ追っかけてるんだからな。なァさっちゃん、中で出してやろうか?」
ぎくりとしたあやめの尻が浮く。逃げようとしたあやめを羽交い絞め、自分の足であやめの足を固定した。あらわになった繋がるそこへ銀時の手が伸びる。
「あーあー、すげェな」
蜜に濡れた襞をなぞり、もう一方の手であやめの両方の目元を覆い、囁く。
「さっちゃんのいやらしいおつゆが俺の玉袋まで垂れてる」
銀時が腰を揺らすと、ぐちゅんと粘着質な水音が鳴った。
「ほら、すげェいやらしい音鳴ってる。俺のちんこをしっかり咥えて放さねえェのにひくひくして、そんなに俺のザーメンほしい?ん?」
視界は遮られ、触れられているところを意識してあやめは身を捩る。
「あ、今は、だめ、銀さん、だめ」
「逝ったばっかりなのにまたすぐに逝かされてザーメン飲んだら孕むから?」
喘ぎながら頷くあやめに銀時は目を細めた。
自分を追い回すメス豚ストーカーはともかく、始末屋を生業とする仕事人がそんな下手を打つはずもない。
「……ウソつけ。生で中出しされても孕まねェように調整してるくせに……」
ぼそぼそと呟く銀時の声はあやめの喘ぎ声にかき消されてしまい、あやめの耳には届かない。一息ついた銀時は、わざと吐息をかけるようにあやめの頬へ顔を寄せた。
「俺はこれでも家族に囲まれて逝きてーんだよ、いつか孕ませてやるからな、覚悟しとけ、さっちゃん」
「あっ、銀さん、奥そんなにしちゃ、だめ、やっ、そんなかたいので深くしちゃだめぇっ……!」
ねじ込まれる銀時の熱さにあやめの粘膜が熱を上げる。銀時のものを注がれて悦んでいると追い打ちをかける銀時の指によがり狂わされる。
「ひゃぁん、いってるのにぃ、おまめも、ちくびも、そんなにしちゃ、らめぇんぁっ、ぎんさぁあぁんっ……!」
達している感覚の中で絶頂を味わされて思考がぼやける。銀時に触れられている敏感なところや背中はもちろん、全身が一気に過敏になった後、あやめは銀時に体重を預けた。気を失って重みを増したあやめを布団へ寝かせ、額に汗で張りつく前髪を梳く。
『銀さぁん、私のこと好きぃ?』なんて甘えた声で聞いてきやがって。勘弁してくれよ。答えてやったにも関わらず、好きとか愛してるとか、それまでウザいくらい言ってたくせに急に言わなくなるし。別に寂しくなんかねーけど。つーか、気持ちよさそうによがりやがって。なのに、俺だけのものにならない。征服したいのに、この女の心は征服できない。なんでかしらねーけど、俺がSでおまえがMっていうより、おまえがSで俺がMだって逆転してるような錯覚起こすんですけど。
寝息を立てるあやめの額を悔し紛れに、ぴしゃりと叩く。
「いでッ」
色気のない声が上がり、銀時は思わず噴き出した。
「おまえ、もっとかわいい声で痛がれよ」
「はへ……?」
目を覚ましたあやめは、打たれた額に手を当てたまま銀時の口づけに応えた。
と、銀時は言う。布団に一緒に横になって抱き寄せられたまま腰を突かれ、最奥に栓をされたあやめは艶めかしい声を上げた。
「あん時ゃしなかったあんなことこんなことも、今じゃこの通りだ。俺ァウソはつかねェ性分だ。ノリだったとは言え、こんな俺でよかったらもらってくれと言った気持ちに偽りはねェよ」
と、続け、あやめの耳に吐息をかける。
「はぁ……んっ、さっちゃん、気持ちいい?」
上ずった声にあやめの肩が竦んだ。洩れそうになる声をこらえ、肩を震わせながら頷く。銀時は、あやめにねだる。
「なら、いい声聞かせろよ。後ろから俺に小突かれるのがいいって、ちゃんと言ってみな。これ、関白宣言だからな。わかってんのか、なァさっちゃん、ぁあっ」
「んっ、結婚もしてないのに、関白宣言だなんて、馬鹿げてるっ」
「馬鹿げてんのはてめーのほうだろがッ」
細い腰に片腕を巻きつけて最奥をこじ開ける。奥へ入ろうとすると熱い粘膜がうねって収縮を繰り返した。誘われるように硬さを増し、波打とうとする分身に待ったをかける。
「っく、毎度毎度、こそこそ後つけられてる俺の身になれよ。おまえ、ほんっと面倒くせェぞ。隠れてる割にはかまってほしそうにわかりやすい気配晒しやがって。本気の仕事モードで気配殺しやがれ」
息を乱しながら立腹する背後の銀時の声に、あやめの背がぞくりとする。
「そんなのしたら、勢いあまって銀さんなんてあっという間に逝ってしまうわよ?私のいやらしいここで逝くんじゃなくて、本当に逝くのよ?それでもいいの?」
確認されて銀時の眉が寄った。
「んー、それは困るな、うん」
「でしょう?」
「じゃあさァ、なんで俺とすんの?」
確信を突く質問に、あやめのうるんだ瞳に刹那、鋭い光がさした。
「御庭番は休業中だもの。今は始末屋よ。ただの友人としてあなたに惹かれてるだけ」
「ふ~ん、友人ねェ。なァ、さっちゃん、友達ってセックスすんの?あ。ヤリ友ってこと?」
これまた確信を突く質問に、あやめの眉間が険しくなったが、思ったまま返事する。
「まぁ、そうな……」
と、まで言って我に返った。
「ちょっと、銀さん。私が悪いみたいに言わないでよ。あなただって共犯なのよ。なぁなぁであんなことこんなことをやってきたのはあなたでしょう?私の初めてを奪っておきながら、まるで私だけが悪人みたいじゃない」
「いっつもそっちからけしかけてんだから、そりァそーだろ。うー、まあ、今すぐ結婚するわけでもねーのにやりまくりってのも、その……俺が悪かったです。すみませんッ」
と、引いた腰をあやめの尻へと打ちつけた。豊満な柔らかい尻が銀時の下腹部で潰れる。
「あっ、だめっ、やぁあぁんっ……!!」
突き当たった銀時によがらされ、意思に反して全身が小刻みに揺れる。いい声交じりの吐息に銀時の口端が上がった。
「でも、そんなのお互い様だろう?始末屋なんざやってる女なんて悪い女に決まってる。さっさと裏稼業から足洗って堅気の男の尻追っかけてりゃいいものを、面白がって俺みたいな男の尻なんざ追っかけてるんだからな。なァさっちゃん、中で出してやろうか?」
ぎくりとしたあやめの尻が浮く。逃げようとしたあやめを羽交い絞め、自分の足であやめの足を固定した。あらわになった繋がるそこへ銀時の手が伸びる。
「あーあー、すげェな」
蜜に濡れた襞をなぞり、もう一方の手であやめの両方の目元を覆い、囁く。
「さっちゃんのいやらしいおつゆが俺の玉袋まで垂れてる」
銀時が腰を揺らすと、ぐちゅんと粘着質な水音が鳴った。
「ほら、すげェいやらしい音鳴ってる。俺のちんこをしっかり咥えて放さねえェのにひくひくして、そんなに俺のザーメンほしい?ん?」
視界は遮られ、触れられているところを意識してあやめは身を捩る。
「あ、今は、だめ、銀さん、だめ」
「逝ったばっかりなのにまたすぐに逝かされてザーメン飲んだら孕むから?」
喘ぎながら頷くあやめに銀時は目を細めた。
自分を追い回すメス豚ストーカーはともかく、始末屋を生業とする仕事人がそんな下手を打つはずもない。
「……ウソつけ。生で中出しされても孕まねェように調整してるくせに……」
ぼそぼそと呟く銀時の声はあやめの喘ぎ声にかき消されてしまい、あやめの耳には届かない。一息ついた銀時は、わざと吐息をかけるようにあやめの頬へ顔を寄せた。
「俺はこれでも家族に囲まれて逝きてーんだよ、いつか孕ませてやるからな、覚悟しとけ、さっちゃん」
「あっ、銀さん、奥そんなにしちゃ、だめ、やっ、そんなかたいので深くしちゃだめぇっ……!」
ねじ込まれる銀時の熱さにあやめの粘膜が熱を上げる。銀時のものを注がれて悦んでいると追い打ちをかける銀時の指によがり狂わされる。
「ひゃぁん、いってるのにぃ、おまめも、ちくびも、そんなにしちゃ、らめぇんぁっ、ぎんさぁあぁんっ……!」
達している感覚の中で絶頂を味わされて思考がぼやける。銀時に触れられている敏感なところや背中はもちろん、全身が一気に過敏になった後、あやめは銀時に体重を預けた。気を失って重みを増したあやめを布団へ寝かせ、額に汗で張りつく前髪を梳く。
『銀さぁん、私のこと好きぃ?』なんて甘えた声で聞いてきやがって。勘弁してくれよ。答えてやったにも関わらず、好きとか愛してるとか、それまでウザいくらい言ってたくせに急に言わなくなるし。別に寂しくなんかねーけど。つーか、気持ちよさそうによがりやがって。なのに、俺だけのものにならない。征服したいのに、この女の心は征服できない。なんでかしらねーけど、俺がSでおまえがMっていうより、おまえがSで俺がMだって逆転してるような錯覚起こすんですけど。
寝息を立てるあやめの額を悔し紛れに、ぴしゃりと叩く。
「いでッ」
色気のない声が上がり、銀時は思わず噴き出した。
「おまえ、もっとかわいい声で痛がれよ」
「はへ……?」
目を覚ましたあやめは、打たれた額に手を当てたまま銀時の口づけに応えた。
悪い女
Text by mimiko.
2015/05/10